ちっちゃいアラフォーおじさんの生活改善HACK!!

北海道の田舎出身 。背も気もちっちゃいアラフォーおじさんが日々の生活をちょっとだけ豊かにできる技(HACK)を実践・紹介します。Twitterアカウント:@start160122

日本人の法令順守とは

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昨今、コンプライアンス、すなわち法令順守が個人でも企業でも声高に叫ばれています。


わたしが勤めている会社でもここ2,3年非常に重視されており、コンプライアンス
沿って仕事を行っていくことが強く啓蒙されそして実践しています

 

本ブログを読んでくださっている方が、社会人であれば同様のことを感じられる方も多いと思います。

 

「法」という概念はヨーロッパ発祥のものなので、コンプライアンス遵守という
考えも西欧発祥のようです。

 


東洋人である、日本人のコンプライアンス意識とは。

 

それについていつも思い出すことがあります。

 

小さかった時、父親が車で買い物に行くときなどドライブを兼ね連れて行ってく
れました。

ちっちゃいおじさんが、おじさんではなく単にちっちゃかったガキンチョの時、

 

車に乗れてドライブはいつも楽しみにしていたのです。

 

わたしは、北海道出身。

北海道は、札幌のみが200万人近い人口を抱える日本で5番目の大都会ですが、札幌はあくまでも例外。

北海道で札幌に次ぐ人口の旭川でも、人口35万人弱。

首都圏であれば、埼玉県の川越市所沢市ほぼ同規模の人口です。

そんな北海道でも、とりわけ私たち家族は田舎に住んでおりました。

 

道は広く車は走っていなく、当然スピードは上がり60キロの制限道路も80~100
キロで普通に交通が流れています。


我が家は代々軽自動車で、その頃の軽はたしか80キロを超えると「キンコーン。
キンコーン。!!」と警告音が鳴るようになっていました。

けたたましく鳴る隠微な音!!。スピードが上がっていくスリルに興奮しながら、親父に聞きました。

 

「60キロしか出しちゃいけないのに、そんなに出しても大丈夫?

 

親父の返答。

 

「いいんだよ。みんな80キロで流れているのだから!!逆に60キロで
走ったら追突されることもあるから危険なんだよ。」

 

当時の私は「そんなもんかなぁ」と思っていましたが。

 

最高速度60キロと法で決められている一般道路。

 
みんな法律違反して80キロで走っていて、法を守ると逆に危なくなってしまうという矛盾。
 
昭和30年代の道路事情と車の性能で決まった最高速度60キロが未だに改定されな
い理不尽さ。
 
ヨーロッパでは道路事情や環境に応じて柔軟に最高速度が決められていて、その設定は合理的であるとのこと。
 
だから、みんなしっかり最高速度を守るようです。
 
コンプライアンスしようとするならば、まずは生活に身近な道路の最高速度設定を見直し、万が一スピード違反で捕まったしても、
 
決して「運が悪かった。。。」「ネズミ捕りに引っかかっただけ」
 
と思わないようなことにしないと駄目じゃないかなと思うのです。
 
まぁ、そんな日本人の「ホンネ」と「タテマエ」の文化も私は大好きなのですが…。
 
 
皆さんはどう思いますか。
 
 
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました!