ちっちゃいアラフォーおじさんの生活改善HACK!!

北海道の田舎出身 。背も気もちっちゃいアラフォーおじさんが日々の生活をちょっとだけ豊かにできる技(HACK)を実践・紹介します。Twitterアカウント:@start160122

いやいやマラソン大会に参加したら?

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先日、仕事先でのお客様に誘われたのが縁で

半ばいやいやだったのですが市民マラソン大会に参加しました。

ハーフマラソン(約20キロ)と10キロの2コースがありました。

アラフォーおじさんのわたし

私がマラソンするのは高校3年の時のマラソン大会以来、実に20年ぶりの参加です!

何しろ、四半世紀ぶりです。

本当は3キロくらいがあればよかったのですが、そのコース設定はなかったので勿論10キロにエントリーしました。

高校のマラソン大会も10キロで若かりし青春のその時ですら、かなりきつかったのを覚えているので、週末にでも練習をしてから本番を迎えようと思っていましたが...。

金曜日は当然のごとく同僚と飲んで帰り、家に帰って寝るだけ。

仕事の疲れが溜まった週末です。

土日は昼まで寝てそれからさらにテレビやユーチューブを観ながら家でゴロゴロ。

夕方になったらお酒を飲みたくなって、夕食を酒のさなかに一杯をかます!

いつものパターン通りの週末を過ごしてしまった...。

結局一回も練習ができず、ぶっつけ本番を迎えることになりました。

で、結果はどうだったか。

何とか無事完走することができました!!

記録は1時間10分ほど。

男性の場合、

市民マラソン10キロの平均タイムが1時間ぐらいらしいので、真ん中よりは下でしたが、走りきることができました。

ただし、ゴール後、足が棒のようになってしまいました。

帰途歩くのがやっとで、翌日より強烈な筋肉痛。

階段の登り降りがほんとうにつらく大変でした。

 

「もう2度と参加したくない!」

と思うかとレース前は考えていました。

でも、不思議と又参加したいという気持ちが湧いてきて今に至っています。

そのような気持ちが起こったのはなぜでしょうか。

 

一緒に走った人との一体感が生まれた。

 

今回のマラソンは会社の同僚3名と共に参加しました。

私を除き、ほか3名はマラソン経験者でした。

わたしよりレベルも断然上で、わたしよりも先に悠々ゴールし、走るための装備

例えばランニングシューズやウェア、ランニング用ウォッチと装備も本格的。

ランニング経験者と一緒に四半世紀ぶりに走るわたしでしたが、何とか無事完走しました。

そんな、わたしを一緒に走った同僚はあたかも自分のことのようにとても喜んでくれ、同僚との一体感・新たな絆が生まれました。

 

このような体験はマラソンというスポーツでしかできないのかと思います。

 

例えば、わたしが社会人サークルのサッカー大会に初心者として参加したとしましょう。

参加したのは良しとしても、初心者のわたしはチームにとって足手まといになり、結果、わたしが参加したことでそのチームは負けてしまったかもしれません。

 

そのような状況になってしまったら、同僚はマラソンのときのように喜んでくれたでしょうか。

 

サッカーがチームスポーツ、かたやマラソンは個人スポーツという違いがあることはもちろんです。

でも、初心者と経験者が一緒になってレースを走ったこと、完走したことについて喜びを分かち合えるのはマラソンというスポーツならではではないでしょうか。

 

走った後気分が爽快になれ、それが心地良く持続した。

 

走ったあと、強烈な疲労感とその後の筋肉痛に襲われました。

私は大の酒好きで、飲みすぎて二日酔いになることも少なくありません…。

酒好きの方は、二日酔いの際の疲労感がいかににつらいものかわかると思いますが、それは相当なもので、体中のだるさで仕事にはまったく集中できませんし、頭痛や吐き気がある最中は酒好きでも「もう二度とお酒は飲みたくない!!」とまで考えてしまうほど、不快なものです。

 

マラソンゴール後の疲労感・その後の筋肉痛は疲労強度という尺度で考えると、二日酔いのときの疲労に勝っているのかもしれません。

 

しかし、その疲労感は二日酔いのだるさ・不快さとは異なり、つらいのだけれでもなぜか気分が良い、爽快な疲労感のように感じます。

たとえば、整体やマッサージを受けている際に感じる「痛気持ちよい」に似ています。

 

それが、筋肉痛が消えた後は、「痛気持ちよい」の「痛」が抜けて「気持ちよい」「爽快感」のみが持続します。

 

「痛気持ちよい」際も仕事の集中力は普段より落ちませんし、むしろ「気持ちよい」段階になったら、いつもより仕事に集中することができ、前向きに仕事に取り組めるようになりました。

 

 

仕事を前向きに粘り強く取組めるようになった。

 

二日酔いの疲労感と違って、マラソン後の「痛気持ちよい」間は仕事の集中力は普段より落ちないことばかりか、むしろ「気持ちよい」段階になったら、いつもより仕事に集中することができ、前向きに仕事に取り組めるようになりました。

 

実際、わたしもレースが終わった後、お客様との交渉で難航が予想された大口の案件を3件立て続けにまとめて所属する上司に非常にほめて頂きました。

 

スピーディに案件を3件まとめることができたのは、マラソンを走って仕事に対する集中力が増し、案件に対して以前より前向きに取り組めたことが要因であったと考えています。

 

 実際、投資家の小野裕史氏は、長い間運動をしたことがなかったにも関わらず、「たった4年」で(!)北極南極を走破し、ランナーとして書籍を出版するまでになったそうです。

小野氏いわく

当然のことながら、走り始めて3ヶ月の人間がフルマラソンをやると苦しいんですね。なんですけど、ゴールすると「42kmなんてイメージつかねぇよ」って思っていたのが、「やってみたらできるじゃないか!」っていう達成感になるんです。で、達成感を味わうと人間は向上心が生まれるんですね。「俺、もっとやれるんじゃないかなぁ」って思い始めて、それから僕は趣味で始めたランニングから、どんどんポチポチと、次々にいろんなチャレンジをしていくようになりました。

 

引用

人はなぜ走るのか?ランニングに魅了された成功者たちの言葉 - ログミー

 小野氏に比べるといささか卑近の例となりますが、私自身、ぶっつけ本番で10キロメートルのレースに臨んだ時は正直、完走できる自信はありませんでした。

レース途中、非常につらくて歩きたくも思いましたが、「ここで歩いたらそのまま歩き続き続けてしまい、二度と再び走り出すことはないだろう。」

「歩き続ければレース時間制限の1時間30分を超過し完走できないかもしれない。」

「ならば、ゆっくりでもよいから走り続け完走を目指そう!」

とゴールするまで完走することのみを考え、結果何とか成し遂げることができました。

他人から見ると、ちっぽけなものかも知れない、「完走する」という目標をあきらめずに達成できたという自分への自信ができたことで、 仕事においても、粘り強く相手に交渉し案件をまとめるという結果に繋がる行動ができたと思います。

 

マラソン大会に参加することは簡単だ!!

 

マラソンに参加する前、わたしは実際に走るのはさることながら、

・大会にエントリーするのはどうしたらよいの?(郵送で参加申し込み、それとも大会事務局へ電話するの?)

・ ランニングウェアやシューズを用意して(本格的なものが必要だよね?)

・事前に健康診断を受けて?

・レース前には参加者全員で準備体操?(なんか恥ずかしいな…)

と参加前にやるべきこと・用意すべきことが一杯である思い、気分が憂鬱でした。

 

ところが、昭和アラフォー世代のおじさんの杞憂は無駄となりました。

 

大会エントリー⇒インターネットでの申し込みで完結、参加費用もカード決済・銀行振込でOK!

 

例えば、日本最大級のランニングサイト「RUNNET」であれば、FacebookTwitterGoogle、Yahooのソーシャルアカウントと連携することでより簡単に大会エントリーができます。

RUNNET新規会員登録 - RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル

 

ランニングシューズやウェアは最低限のものでOK

 

わたしは、少ないお小遣いのなかで快適な安飲みを追及するアラフォーおじさんであることは以前のブログに書きました。

 

puchi-hack.hatenablog.com

 

 

ランニングシューズやウェアは新たに買う余裕もありません。

お小遣いの中から参加費約4,000円をねん出するのがやっと...。

 

それに、わたしは「酒のみの端くれ」です。酒のみとしてのそれなりのプライドもあります!!

 

出費はあくまでも、ゴール後に同僚との飲み会代が優先です!!

 

そんな身ですから、今回参加した大会で身に着けたものは

 

・ランニングシューズ 

  10年前に「ジョギングしようかな」として当時4,000円程度で購入したもの。

・ウェア

  上は会場に行く際着ていた普段着である無印良品のT-シャツ

  下はランニングシューズと同時購入し普段はパジャマ代わりにしているハーフパンツ

 

でした。

 

「そんな恰好で走ったら、浮いてしまうかな?」

と内心不安でした。

 

しかし、これまたそんな心配も杞憂でした。

 

そりゃ、本格的ないで立ちのランナーさんも勿論沢山いましたし、さすがにジーンズで走っている人はいませんでしたが、わたしのような格好の人はいっぱいい

ました。

 

それどころか、着ぐるみで走っているひともいましたし、アフリカのマサイ族のような風貌の方もいて、ホント気楽なんですよ。

見ていても結構楽しかったです。

 

 

仲間との絆が深まり

気分が良くなり

仕事もはかどり

お酒もおいしく

気軽に申し込みができ

普段着に毛が生えた程度の道具のみで準備OK

 

 

市民マラソン大会で走ろう!!

 

 

これ、かなりオススメですよ!!