人に愛される基本的な方法とは

市川海老蔵さんの妻、小林麻央さんが34歳という若さで亡くなられました。

乳ガンに打克ち、また元気な姿を見ることが出来ればと陰ながら応援していましただけに非常に残念です。

心より御冥福をお祈り致します。

海老蔵さんは会見の中で、

麻央さんが息をひきとる直前、自分に向かって、「愛してる。」と言ったのちにあの世へ旅立っていったと話していました。

この場面を想像すると、涙が溢れてくるような何とも切ない気持ちになってしまいます。

最愛のひとを失った海老蔵さんの心中察するに余りありますが、麻央さんが人生の最後で、「愛してる。」言ってくれた海老蔵さんは幸せな人間であると感じたのは私だけではないのでしょうか。

人に愛される為の方法はいくつもあるかと思います。

・先ず、自分を好きになる。

・与えられるよりも与える。

・他人の悪口を言わない。etc

そのなかでも、人に愛される為に最も初歩的で根源的な方法は何でしょうか。 それは、相手の存在を認めて、その人が感じていることを共有すること。いわゆる「共感」することではないでしょうか。  

愛の反対語は何か知っていますか？

マザーテレサの名言に 「愛の反対は憎しみではなく無関心」というものがあります。

この名言には様々な解釈がありますが、そのままその言葉をシンプルに解釈するなら、

愛の反対＝無関心。

ならば、

愛とは＝関心を持つこと。

に他ならないと言えそうです。

我々が、「相手に関心をもつ」ために必要なことは何なのでしょうか。

それは相手に対しての共感です。

あなたの回りにいる人々が、感じていることに対して、只々「共感する。」ということが相手との愛を生む、基本的な方法であると思います。

人は自分の感情を理解、共感してくれた人に対してのみ、自分という人間の門戸を開きます。

例えば、 あなたに毎日、仕事が終わらず残業している同僚から、残業を減らすためにはどうしたら良いだろうかと相談を受けたとします。

聞くと、相談をした同僚はパソコンが苦手。エクセル標準のちょっとした機能を使えば、今まで1時間かかっていた作業が10分で終了。

結果、残業もすることが無くなりそうです。

そこで通常は、

「なぜ、そんなカンタンなエクセルの機能を活かせば、残業なんてしなくても済んだのに。？」

と相談してきた相手を責めてしまいがちです。

相談者は、自分なりに一生懸命残業しないために努力してきたのかも知れません。

それに費やした時間、悩んだ感情を否定されると二度とあなたのアドバイスに耳を貸さなくなることは容易に想像できます。

アドバイスをする前にまず、

「日々、遅くまでお疲れ様です！」

例えば、相談者に小さなお子さんがいる場合は、

「早く帰って、かわいい子供さんの顔が見たいですよね？」

と言って見ましょう。

そうすると相手は

「自分を気に掛けてくれて、残業で大変な気持ちを理解、共感してくれている。」と貴方に対して心を開いてくれるでしょう。

そんな関係を築いておけば、貴方が何か困った時に逆にアドバイスをくれたり、仕事を手伝ってくれるかも知れません。

愛される関係を創るためになんでもよいから相手の感情に先ずは「共感してみる！」。

カンタンでオススメですよ！